工事、工事、畑、工事、畑

このところの陽気で(つーか、夏だよこの陽気)作物の成長も良く畑も忙しくなってしまいました。はるやさんの工事もあと一歩な感じであっち行きこっち行きで。雨降らないのでお休みがない～。疲れた、ではなく疲れている。疲れが現在進行形で襲っています。

はるやさん、レンガの小路にアーチが付きました。

アーチの横に看板をつけるフェンスを設置。既成品に少し手を加えました。

で、工事ばっかりやってると、トウモロコシがトンネルから頭を出さんとする勢いで成長しているわけで。

霜だ～雪だ～とご難続きだった割には、よく成長しています。

どうやらもうすぐ雄穂が出る模様。

今年のエンマー小麦も順調。

順調じゃないのは、粉にする作業。忙しくて進んでない～。
しかしぃ、働けど働けど～。最近、宮沢賢治にとても親近感を覚えています。

春は、色々忙しい

あ～、忙しいなぁと言っている間にもう4月になってしまった。暖かくなってきて色々とやることが・・・。
別件でホームセンターに行ったら3ミリ厚のゴムシートが売っているのを発見して購入。早速、エンマー小麦の籾摺り君に付けてみた。

投入口には、段差を設けて逆流防止に。今のところこのゴムシートを使用したのが一番いい感じになった。

あとは、万石ふるいの様な物で殻が剥けたのと剥けていないのを選別できればいいのかな。

とかやっている間に、3月後半に二日間霜が降りてトウモロコシが・・・。やられた。全体の3分の1程、葉っぱが茶色くなってしまった。あ～～っ。

そんでもって、別件の～。直売所の二階でご飯やさんが去年の10月にオープンしたんだけれど、入り口が分かりづらいということで、フェンス、レンガを敷いて小路と看板らしきものを作ることになりました。それをオーナーさんから依頼されまして畑の合間に作業です。

先に隣からやってくる茅萱の根っこを防ぐために溝を掘って波板を入れます。

その後、フェンスを作ります。取り敢えず色を塗ります。が、オーナーさんの希望で体に安全な塗料を使うこととなりました。オスモカラーというドイツ製の塗料を使います。

フェンスを取り敢えず作りましてあとは、笠木をつけるだけとなりました。

ぐったりで帰ってきたところを三指ついてお帰りなさいませの「おはにゃん」。

苦悶の表情で寝ている方も・・・。

エンマー小麦 籾摺り機 で～きた?

相変わらずのエンマー小麦の籾すりでございます。前回の記事で下臼の溝を排出方向へなだらかに削ったせいで、まだ剥けていない麦も出てきてしまうという問題点がありました。ついでに言うと溝を深めにしたので、はまった麦の上を上臼が通過してしまうという問題点も有りまして。

溝を掘り直しました。

浅めの溝で本数を増やし、V字に変更しました。それから溝のエッジは、臼の両端側で立つようにしており未処理のものが排出されないようにしてあります。上臼の往復運動でのみ麦と殻が排出されます。結果的には、そこそこ満足行くものとなりました。

取り敢えず持ち手を付けました。

まあ、一応完成ということで・・・。ただ、効率悪いことに変わりはないんですよね。この小麦の殻剥く機械がないかなぁ～。
皮むき作業をした後で、石臼を使って粉にしていきます。ああ、パン作りまで長い道のりです。

ねえ、飼い主は、何やってんだろうねぇ?　さぁ～。な感じの女性陣。

もう3月ですので、畑も色々やることが。

トウモロコシを植えました。25mの畝が二本。マルチとトンネルで育てます。

初めて作ろうと思ったセロリ。種袋に今回は、発芽率が悪いからいっぱい入れといた～。みたいなことが書いてあったから多めに播いちゃった。間引くの大変です。

エンマー小麦 籾すり機改善

前回の記事で書いたエンマー小麦の籾摺り機、まあまあ殻は剥けるんですが、改善点もありありでして。
一つは、麦の割れが多いこと。もう一つは、写真のように立てた目に麦が詰まってしまうこと。

前後運動の籾摺り機の場合、目のパターンもこれでいいのかなぁと試行錯誤でして。
で、本日も作業です。

取り敢えず目の改善。片側のエッヂを残して反対側をなだらかに削っていきます。麦と殻の排出方向のエッヂが無くなることで詰まることなく排出されると思うのですが。

結果としては、排出方向へなだらかに削ったせいで、まだ剥けていない麦も出てきてしまいます。要改善です。

もう一つの改善点の麦の割れ防止。上臼と下臼のエッヂに挟まれる時に割れが多く出ている気がします。それと、平面の場所同士がこすれる際にも荷重がかかり過ぎると割れる事が考えられるので・・・。
上臼にゴム板を装着してみました。

と言ってもこのゴム板、余ったタイルカーペットの再利用です。ゴムだけだと摩擦力は、確保できるけれど少し固い。タイルカーペットだと毛の部分がクッションの役割もするので下臼への密着度も上がるわけで。

で、こんな感じ。

麦の割れは、かなり減りました。

あと一歩の所まで来ている感があるのですがね。続きます。

猫達は、のんきにニャ～ンです。
ちょっと太り気味の「おはにゃん」

と美人でおねだり上手な「チビねい」

タグ：エンマー小麦籾すり

二筋縄ならどうだ、エンマー小麦の籾すり

去年の6月に収穫したエンマー小麦。効率のよい籾すりが出来ないまま年が変わってしまった。
前回は、自宅にあるもので何とかならないかなぁということでブレンダーを使用した記事を書きましたが、問題多すぎで。
ちなみに、問題の小麦。

で、色々調べるうちに木臼という物の存在に行き当たりました。
こんなやつ。

ただ、年代物で江戸期から大正時代くらいまで使用されていたらしく、農家のおばあちゃんに聞いても知らないとの答えが帰ってきまして、博物館にはあるのですが…。木製であるため石臼よりも残っている率が低いんですね。あと、籾すりは、機械化されましたしね。

それで、これを作れる人がいないかなぁと思いまして大工二人、木工所一件に聞いてみましたさ。この木臼は、籾殻を排出するために上臼と下臼に傾斜が設けてありまして素人の私じゃ無理だろうということでプロに聞いたんですけどね。いまどきの職人は、腕無し知恵なしらしい。「こりゃ、宮大工の仕事だ」だそうですが、宮大工がこんなもん作るかよ。職人の技術力と知恵の低下を思い知るだけでした。

悶々としながら、いろいろ調べていると挽臼の原点、サドルカーンというものを発見。というかテレビなんかで見たことあるかも。
こんなのね。

そうだぁ、回転運動の臼が難しいなら前後運動の物を作ればいい!籾殻の排出も臼自体を傾けてやればいいのだし。と、ひらめきついでに襖の敷居を見ていても一つひらめいたのが「ロング挽臼」。
以下制作工程です。

上臼と下臼になる角材に目を刻みます。

下臼に横板を付けて籾のこぼれ防止と上臼のガイドにします。これ、敷居に似てますよね。

横板にあたって上臼の滑りが悪かったので、かんなで調整。

で、取り敢えず麦投入。

前後にゴリゴリするとこんな感じ。

実際の作業は、あっという間なんだけれど、ここに辿り着くまでがね…。
臼の目の深さと幅の調整とか今後の課題が有りますが、はよ、粉にしてパンを作りたい～。


畑の方も。
人参どこにあるのかわからないですが、周りの草が寒さを和らげてくれます。

収穫。

昨日の雪から一転して部屋の中は、あったかです。
チビねいが日向ぼっこ。

土が凍ってます。

い～や～、寒いです。畑の土が凍っています。
でも、大晦日まで直売所が営業しているので収穫作業は、続きます。

人参、まだまだ掘ります。

山芋、大きかったり小さかったりですが、いっぱい掘ります。

穴掘りとかしていると、体が温かくなってくるのでいい感じなのですが、終わる頃には、日も傾いて寒さが襲ってきます。


畑で最近仲良くなった猫。スリスリしながらシャーッて言う変なやつ。お散歩中。

シロちゃんは、まだ警戒して近くに来ません。

忙しさとは、無縁の方達。体温維持のためか最近、よく食べるのです。稼ぎが猫缶に化けていきます。

タケノコイモ

今年は、昨年などと比べれば、夏場比較的雨が降ってくれたのと、水を使える畑にタケノコイモを栽培したので茎と葉っぱは、大きくなっていました。

でもって、掘り出したものがこちら。

後ろの二本は、先細りになっています。もう少し太さが欲しかったんだけれどなぁ。
まあ、来年の目標としましょう。とっても美味しいタケノコイモでした。

畑でご飯の会

えー三回目の畑でご飯の会となりました。今回は、いつものメンバーが都合により来られないとのこと。で、以前にご飯の会のことを話したら参加したいと言っていた直売所のお客さんに参加いただきました。

取り敢えず畑に到着して昼食です。黒小豆ご飯、かぼちゃの煮物、けんちん汁と早速トウモロコシを茹でて食べました。全員、おなかすいていたのでこの時点での写真撮影なし・・・。あちゃ～。

で、お腹が落ち着いたところで、タケノコイモの収穫作業へ。
お父さんがんば! 僕もお手伝い～!の様子。

で、お次は、トウモロコシの収穫です。
今日一番食べた方。この方です。お父さんお母さんを尻目に採っては食べ採っては食べ。
生で三本食べておりまして、お昼にも茹でたのを食べたから五本くらい食べるてるのかなぁ。
「完全に美味しい!」を繰り返しながらの食べあるきでございました。

トウモロコシは、いいね。食べる方も作る方も幸せになれる。また、おいでね。

一筋縄ではいかんのだ

しばらく更新をサボっておりました。考えることが多くて、悩ましいことばかり。そりゃね、お金が沢山あって、機械をバンバン買えるなら何の問題もないのですが、こちとら非農家で極貧ときたもんだ。金の無さは、色男並だしね。金が無いなら知恵を絞るしか無いんだけれど・・・。ああ、悩ましい。

その一つがこれ。

以前に、スペルト小麦と紹介した気がしますが、色々調べたらエンマー小麦でありました。まあ、面倒くさいのは、両者とも一緒でして・・・。殻がむけないの～。いまどきの小麦って穂から外れた段階で殻がむけるらしいのだけれど、この小麦は、揉んでも叩いてもダメ。

で、取り敢えず自宅にあるもので。

ブレンダーってやつです。これで、上から押しながらギューンとすると、

粉砕!　で殻を飛ばすと、

こうなる・・・。ところまでは来た。が、如何せん家庭用のブレンダーなんで、すぐに熱を持ってしまう。休憩時間ばかり長くて一向に作業が進まない。で、悩ましい日々が続いております。

11月どりのトウモロコシ。「夏美ちゃん」と「ドルチェへブン」という品種で、と～っても甘い。つーかあますぎです。
この仔達は、悩ましくない。健やかです。

唐芋です。
今年は、雨が多かったのでよく育ちました。雨のないときにゃ水をかけまくりました。

たくさん採れました。この芋は、親芋も食べられる芋ですが、親芋は、ホクホクで美味しかった～。

この仔達も、悩ましさの欠片もないスクスク育ちです。

タグ：エンマー小麦

畑でご飯 第二回

いやぁ～、暑い。この暑さの中前回と同じメンバーで畑でご飯パート2開催です。
さすがに、直射日光が強すぎてそのままでは、ご飯どころではないので参加メンバーがタープを用意してくれました。畑は、風が吹くので影があれば快適なご飯の会です。

今回は、トマトがメイン素材です。で、サルサ二種類とダルカレー、トルティーヤ、ピザ、冷凍トマト等が食卓にのぼりました。私は、ピザ生地を伸ばして焼いて～、なので写真撮るのを忘れまくり。

前回、トウモロコシを大量に食べた彼女は、やはり・・・、ピザ、トルティーヤをたくさん食べてお腹が膨れたらしく、腹ごなしで散歩に行ってくると出て行きました。ちょっと長めの散歩で大丈夫かと心配していたらブラックベリーを何処からか採ってきておやつにするんだと。大食いのイメージが固定されてしまった。

毎日暑いですが、たまに気温が下がればお外でくつろぐニャンコ達。
あの、ここは、私の愛車の上なのだけれどね。

おひるねこ　のムギちゃんとネイちゃん。

タグ：畑でご飯