五年前のナンパ

12月1日にネイが亡くなりました。
ブログに記すにあたって何日も書いては、下書きに入れておりましたが到底、ネイとの思い出を書ききれるわけもなく・・・。

「ねえ、うちは、貧乏農家で家も狭いから不自由かもしれないけれど、ひもじい思いはさせないから・・・、うちの子になってくれないかなぁ」というのが五年前のナンパのセリフでした。

小さくてあどけない顔のネイ

それから五年、本当に色々と私達に幸せと癒やし、そして考えることを与えてくれた。子どもや孫を身を挺して守り、生きる術を教育した良き母であり、良きおばあちゃん。人間だってネイの様には、出来ませんやね。
常々、嫁にするならネイのような女性をと公言しておりました。

あぐらをかいて座った中で抱っこされるのが大好きでした。

ネイは、水に濡れるのが嫌いでお風呂場には、絶対に入らなかったけれど最後の四日間は、お風呂を一緒にしてくれた。ずっと、ネイとお風呂ができたらなぁと思っていたんだよ。

半分閉めたお風呂の上にちょこんといるネイ。しょうがないなぁ最後に風呂一緒してあげるわよ。だったんだと思う。

もう、あまり歩けないので、抱っこでお散歩。

我が家の家長をずっとしていてくれたネイ。本当にありがとう。お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。そして、庭のオリーブの木陰から子供や孫を、私達を見守って下さい。

ネイから私達へのプレゼント。「小ねい」の小さいころ。模様もネイそっくり。

ネイは、この子を自分の後継者として考えていたフシが有りまして・・・。ただ今体重5.8キロ。アスリート体型で肝も据わってます。つーか、もう「小ねい」と呼ぶには、大きすぎるね。